目次
はじめに
GA文庫から刊行されている
『りゅうおうのおしごと!14』を読みました!
いやー、今回も面白かったですね。
なので、本を読んだ感想や、その後について書いていこうと思います。
※ネタバレは極力しないようにしています。
りゅうおうのおしごと!とは
あらすじ玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え
最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!引用:GA文庫公式HP
14巻について
今回のお話は、表紙に思い切り出ている
空銀子(姉弟子)と、祭神雷(イカちゃん)の戦いが主に描かれ、
主人公である八一とあいの周りの出来事について
描かれているお話でした。
八一が将棋を指している場面は少なかったものの、
銀子とあいの将棋の場面がわかりやすく描かれており、
将棋の知識がなくとも楽しめました。
日常パートもキャラクターが可愛らしく、
面白く描かれていて、
思わず笑いが出てしまいました。
さて、最終章の始めの巻ということで、
いろいろなキャラクターが目標に向かって動き出す話だったのですが、
その中でも印象に残っているのが、供御 (くぐい)さんでしたね。
供御さん、供御飯万智は、どちらかというとサブキャラクターで、
主人公の八一に好意を寄せながらも、
あいや銀子がいる手前、表には出ないキャラだと思っていたので、
話の最後に名乗りをあげたのは、
かなり驚きでした。
(個人的には最後の挿絵の供御さんの表情はとてもよかったです)
将棋に恋にと最終章に向けて走りだしている感じがして
とてもよかったです。
15巻以降についての予想
勝手な私の予想なのですが、
今回のお話の最中に、八一がタイトルを持っている『竜王』についての
挑戦権に触れる場面があったので、
あいや銀子たちはこの戦いに出て、八一に挑戦するのかなと思いました。
(竜王戦の挑戦権などの詳細はこちら)
『りゅうおうのおしごと!』は、将棋のルールや制度について
かなりリアルに描かれていますので、このあたりの制度を使って、
ヒロインたちがヒロインに挑戦するのかなと思いました。
(もしかしたら発想としては、将棋の話を書く際に、
主人公とヒロインたちを戦わせたいなら、
『棋王戦』『竜王戦』などの女流棋士、アマチュア枠がある
タイトルにしようと考え、
その二つの中で、現在の将棋界で格が高い
『竜王戦』にしようという思いが最初からあり、
主人公を『竜王』にして、
タイトルを『りゅうおうのおしごと』にしたのかも
……と勝手に考えてました。)
物語としては、成長したあいが銀子を『竜王戦』で破り、
八一に挑戦するも、ギリギリで負けてしまい、
『りゅうおう』の『おしごと!』として、
タイトルの『防衛』に成功する展開が一番しっくりくるかなと。
その後に、あいが
「弟子にしてください!」ともう一度言ったら、
きれいにまとまるかなと
勝手に妄想していました。
おわり
いろいろ好き勝手に話してきましたが、
それだけ今後の展開が楽しみで、
次巻が待ち遠しいです。
オススメできる作品ですので、
まだ読まれていない方は、
ぜひ読んでみてください。
それではー。
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